アノマリー(Anomaly)
ざっくり概要
アノマリー(Anomaly)の意味を調べると以下のように出てきます。
変則、例外、異例、変態、例外的な人
引用元:anomalyとは ーWeblio 辞書1.〔基準や規則から逸脱した〕例外、変則、異常
2.〔分類ができない〕特異、異様
引用元:anomalyとは ー英辞郎 on the WEB
経済・金融・証券用語としては「理論的根拠があるわけではないが、よく当たる相場での経験則のこと」だそうです。
普通の生活で言うならば、「血液型占い」みたいな感じですね。A型は几帳面で、B型はマイペース的な。
より詳しく
調べてみたらいろいろな「アノマリー」が結構ありました。
ただ色々見つかったものをまとめてみたら、「月曜株安」と「金曜株安、月曜株高」は言ってることが逆になっていたりしました。
あくまでも経験則なので、効果が薄れていたり、無くなっていたりするものもあるようです。
※ソース元がはっきりしないものもあるので、「へぇ〜」っていう参考程度で見てください。
月別や季節に関したアノマリー
- 1月効果(1月株高、12月株安)
- 節分天井彼岸底(節分底、彼岸天井)
- 4月効果/新年度効果(彼岸底、鯉のぼり天井)
- GWの値動き(4-5月)
- セル・イン・メイ (Sell in May) / 株は5月は売れ
- サマーラリー
- 七夕天井
- 夏枯れ相場(7-8月)
- 8月後半の円高
- 9-10月の株安/彼岸底
- オクトーバーコンプレックス / 秋には魔物が棲む
- ハロウィン効果(10月末)
- 11月の株高
- 12月株安
月別や季節に関係ないけど、繰り返されるアノマリー
- ゴトー日(5・10のつく日)
- 月曜株安(曜日効果)
- 金曜株安、月曜株高
- TOM(月の変わり目)効果
- SQ効果
- 魔の水曜日(曜日効果)
- 二日新甫(しんぽ)は荒れる
- ロンドンフィキシング
- 米大統領選
- 1月の株価が強いとその年の株価は強い
- 月末安
- オリンピック効果
- 解散総選挙は買い
- 10年周期、10年サイクル
その他いろいろなアノマリー
- 低PER効果/低PBR効果
- 小型株効果
- 配当利回り効果
- 「選挙は買い」「解散は買い」アノマリー
- サザエさん効果/ジブリ効果
- モメンタム効果
- リターン・リバーサル(上がったものが下がり、下がったものが上がること)
- 低ボラティリティアノマリー
- 低流動性アノマリー
- 割安株効果
- 収益性アノマリー
- 資産成長アノマリー
- ネグレクテッド・ファーム効果
- 優待アノマリー
- FOMCドリフト効果
参考にするとわかりやすいサイト
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