以前より注目されていた「ビットコイン現物ETF」が、2024年1月10日米証券取引委員会(SEC)に上場申請を初めて承認されたそうです。
その影響で、ビットコインETFへの流入額が今後3カ月で10億ドル(約1450億円、1ドル145円換算)をはるかに超え、年末までに1000億ドル(約14兆5000億円、1ドル145円換算)を超える可能性があるとも予想されています。
そのため、4万6000ドル近辺を推移しているビットコイン相場は、予想通りに資金の流入が実現すれば、ビットコインは2025年末までに20万ドル近い水準まで上昇する可能性もあるようです。
「ビットコイン現物ETF」とは?
そもそも「 ETF 」とは、Exchange Traded Fundsの略語で、日本語では「上場投資信託」となります。
「 ETF (上場投資信託)」は、特定の指数に連動するように設計された投資信託になっていて、株価指標のほか、債券やREIT(リート)、通貨、金価格など色々な種類があります。
「投資信託」なので、直接自分でその対象を購入するわけではなく、運用の専門家が運用方針に基づき投資・運用して、その運用成果が投資家それぞれの投資額に応じて分配される仕組みの「金融商品」になります。
“ビットコイン現物ETF”とは、実際にビットコインを購入し、そのビットコインを基にした信託(ETF)を株式市場で取引するものだ。投資家は直接ビットコインを購入することなく、その価値に投資することが可能になる。さらにはデジタル通貨市場の成熟と認知度の向上が期待される。
引用元:11銘柄全てのビットコインETF上場へ、SEC米国史上初の現物ETFを承認 2024/01/11 06:17 |仮想通貨ニュースサイト-CoinPost
つまり、「ビットコイン現物ETF」が上場承認されたことで、機関投資家(今回は11銘柄)が運用を始めるため、ビットコインがより広く一般社会に普及していく流れになるかもしれません。
値上がり期待! ビットコインの半減期
ビットコインには「半減期」という大きなイベント(というか仕組み)があり、約4年に1回のペースで行われています。
過去には、3回(2012/11/28、2016/07/09、2020/05/12)行われていて、次は2024年4月頃になると予想されているのですが、これまでの「半減期」前後では価格が高騰しています。
この流れの中、これから迎える4回目となる2024年4月頃の「半減期」を前にして、「ビットコイン現物ETF」が上場承認されたので、長期的な相場上昇を見込める可能性も考えられているようです!
そんな流れもあるのか、「ビットコイン現物ETF」が上場承認されたあと、「LINE BITMAX」では、大きく紹介されていました!
「ビットコイン現物」の推移は微妙
「ビットコイン現物ETF」が上場承認のニュースを見た後に、GMOコインのBTC(ビットコイン)チャートを見てみたのですが、1時間足で見てみたら、あまり動いていない。。
一応、月足でも確認してみたのですが、2021年10月・11月の高値付近で止まっているままですね。
実際に「ビットコイン現物ETF」に資金が流入してからじゃないと上昇しないのかな〜。
ただ、他のアルトコインを見てみたら、ETH(イーサリアム)とLTC(ライトコイン)が急騰してます。
昨日、米証券取引委員会(SEC)のツイッター公式アカウントがハッキングされて、「ビットコイン上場投資信託(ETF)の申請を承認した」との偽情報が流れたニュースがあったのですが、ビットコインよりもアルトコインのほうが上昇する可能性があるのかな?!
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