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「オニールの成長株発掘法」を読んだ!

読書
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以前、「1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術」を読んで知ってから、図書館で予約していた「オニールの成長株発掘法 - 良い時も悪い時も儲かる銘柄選択をするために」が、あとちょっとで借りれそうなときにブックオフで売っているのを見つけたので買ってを読んでみました。

2001年発行の古いバージョンですが、「CAN-SLIM」法はちゃんと知ることが出来ました。

この本でも言われているのですが、やっぱり「損切り」が大事ですね。まだちゃんとできてないけど。。。

「オニールの成長株発掘法」は、どんな本か?

【目次】

第一部 勝つシステム――CAN-SLIM
まえがき――超成長株から学ぶ
第1章 C(Current Quarterly Earnings Per Share=当期四半期の一株当たり利益)――どれだけあれば十分なのか?
第2章 A(Annual Earnings Increases=年間の収益増加)――意味ある成長が認められる銘柄を探す
第3章 N(New Products, New Management, New Highs=新製品、新経営陣、新高値)――適切なタイミングで買う
第4章 S(Supply and Demand:Small Capitalization Plus Big Volume Demand=株式の需要と供給)――総資本が小さく株式需要が高いこと
第5章 L(Leader or Laggard=主導銘柄か、停滞銘柄か)――あなたの株はどっちだろう?
第6章 I(Institutional Sponsorship=機関投資家による保有)――数社であっても意味がある
第7章 M(Market Direction=株式市場の動向)――どう見極めるべきか?

第二部 最初から賢明であれ
第8章 証券会社で口座を開く
第9章 銘柄選択や投資時期を誤ったらいつ売るか
第10章 いつ売って利益を確定するか
第11章 分散投資、長期投資、信用取引、空売りについて
第12章 オプション、店頭銘柄、新規公開株などについて
第13章 ミューチュアル・ファンドで一〇〇万ドル儲ける方法

第三部 投資のプロになる
第14章 一九五三~九三年の素晴らしい成功銘柄の事例
第15章 チャート読解術を身に付け、より良い銘柄をより適切なタイミングで買う
第16章 ティッカー分析の技法――ニュースの影響
第17章 最良の業界、最良の川下業種を見抜く
第18章 年金基金・機関投資家のポートフォリオ管理を見直す
第19章 投資家に共通する一八の誤り

引用元オニールの成長株発掘法 ―エレガントで芸術的な銘柄選択をするために【第2版】|panrolling

気になったところ

P.21 CAN-SLIM (キャンスリム)

まえがきの部分からメインの「CAN-SLIM(キャンスリム)」が簡単に説明されています。その後約150ページにわたって、それぞれの説明をしてくれるのでわかりやすいです。

そして第一部のまとめとして最後にも「CAN-SLIM(キャンスリム)」をまとめてくれていました。

P.81 損切りは常に早く 

だいたいどんな投資本を読んでも「損切り」が重要なことを説明してくれているのですが、他の本と同様に「損切り」の重要性を何度も教えてくれます。

P.102 株価上昇を伴わない出来高増加に注意する 

出来高をあまり見ていなかったのですが、ここを読むと重要なことがわかりました。

株価がそこまで上がっていかないのに、大きな出来高があるということは、プロの投資家がその価格でたくさん売りを出していて、一般投資家がまだ上がるだろうと買いを入れているから、ということですね。

プロが持っている大量の株が、その価格付近で売り抜けていることがわかるから、その後は買いが続かなくなり、いずれ下がっていくって兆候なんですね。全然見ていなかったことを後悔。。

P.164 損失を最小限に抑える 

最初の「損切り」に続き、株式相場で勝つ絶対的秘訣です。

間違えた決断は、さっさと「損切り」して最小限の出血に留めないと、大変なことになるって話です。

初心者の僕は、塩漬けにして美味しく食べようとしている銘柄いくつかあるのですが、いつまで経っても、、というか、下がり続けてずっと低空飛行になってしまっています。。

P.167 投機家か?投資家か? 

投資を始める前に勉強していたら、「投機家」と「投資家」の違いが色々出てきましたが、語源についてから書かれているものは初めてかもです。

またジェシー・リバモアの名前が出てきて、やっぱりリバモアの本も読まないとなぁ〜と思いました。

P.172 投資はビジネスであり、ビジネスと同様の考え方で行うべきである 

この「赤いドレスの話」は、とってもわかりやすい例えですね。

投資はビジネスだから、ビジネスと同様の考えで行うべき!、という考え方はしていませんでしたが、たしかに必要ですね。

P.178 プロ中のプロの投資家でさえ間違いを犯すということ

また「損切り」に関する話ですが、プロ中のプロの投資家でさえ間違いを犯す、というのはちゃんと理解しておかないとですね。

それ故に、「損切り」が大事、ということになるんですね。

つまり、プロかアマチュアかの差は「損切り」できるかどうかなんでしょう。

P.182 七面鳥の話 

まさに、この「七面鳥の話」の老人がやっていることを、そのままやっていますね。。。

P.196 (最強銘柄を除いて)株価が20%上昇したら利食い、8%下落したら損切り

自分ルールを作らないと、いつまで経っても勝てないという話。

「利食い千人力」っていうやつですね。

P.264 常に最適な購入時期は「今」だ!

「いつ買うの?」 ・・・「今でしょ!」っていうやつですね(笑)

P.269 ファンドの投資家が犯す五大ミス 

ジュニアNISAで購入したものは、そのまま放置してあるのですが、とりあえず高市トレードまでで順調に利益率が上がってます。

P.299 レントゲンや心電図を使わない医師は信頼できない医師 

これは確かに!!チャートも大事!

P.427 株式取引の初心者は指値注文を出すのが好きだ 

はい!大好きです!!

それで買い逃していることが何度かあります!

P.200 他の重要な売りの指標  36項目

第10章「いつ売って利益を確定するか」の最後に出てくる、その他の参考ですが、繰り返してみておきたいので自分用にまとめておこうと。

P.208 忍耐強く株を持ち続けるべきとき 8項目 

そして、反対に売らないで我慢するときの8項目。

「オニールの成長株発掘法」を読んだ! のまとめ

まず何よりも、成長株発掘法の「CAN-SLIM」ですね。バフェットやグレアムのバリュー投資とは違いますが、テンバガーを狙うならこの方法なのだろうなっていう学びでした。

また、ずっと気になっていた「売り時(いつ売るか?)」に関しても、しっかり答えてくれているので、なんかスッキリした感じです。

1勝4敗でもしっかり儲ける新高値ブレイク投資術」を読んで知ったオニールですが、同じように勉強になりました。

 

ちなみに「テンバガー」ですが、ずっと「テン・バーガー」だと思っていたので、ハンバーガー1個が10個分になるって勘違いしていました。

「バガー(bagger)」は、野球のスラングで「塁打」を意味していて、10塁打(ten-bagger)なんですって!!

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