なにかの流れから、ジェレミー・シーゲルの「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」を知って、図書館で探してみたら見つかったのですが、貸し出しが続いていたので予約して、やっと読むことができました。
読んでいる途中で知ったのですが、著者のジェレミー・シーゲルさんは、ファンダメンタルETFの分野で有名なウィズダム・ツリー・インベストメンツ(WisdomTree Investments、Inc)の上級投資戦略アドバイザーでした。
この著書では、1802年からの過去200年間の主要な金融資産の利回りを研究していて、結果、長期投資では『株式』の利回りが最も高く、購買力を考慮した場合には債権の利回りよりも遥かに確実で予想しやすいことが明らかになった、と言っています。
「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」のざっくり目次
ざっくりですが5部構成になっていて、2001年のITバブルまでの情報がベースになっていました。
第1部 株式投資の歴史的評価
第2部 株式価値の評価、将来の利回り、投資手法
第3部 投資の経済環境
第4部 短期的な株価の変動
第5部 株式で富を築く
最新版は「第4版」なので、目次のタイトルが少し違いますがほぼ同じでした。
Amazonだと、試し読みで目次が見れるので良かったら内容を見てみてください。
日本について
本書はアメリカの情報が中心になっていますが、第1章の中に日本の情報も出てきます。
で、びっくりだったのが、書き出しが「近年の日本株は低迷が続いているが、・・・」なんですが、バブル崩壊後からずっと続き続けているなぁ〜って。
僕が投資を始めたのが2019年ですが、書籍からも日本の低迷(空白時代)がよくわかってきますね。
昨年、トマ・ピケティ 『21世紀の資本』も読みましたが、
ジェレミー・シーゲルさんの「株式投資」も、とっても丁寧に詳しくデータをベースにして説明をしてくれるのでわかりやすいのですが、なんせボリュームがすごい本です。
集中して読まないとなかなか頭に入ってこない感じです。
ジェレミー・シーゲルの「株式投資 長期投資で成功するための完全ガイド」を読みました! のまとめ
僕としては、長期投資に興味を持っていることもあるので、ピケティさんの『21世紀の資本』とも合わせると、ちょこちょこ売買しないで、じっくり選定した株を長く持ったほうが良いのかなぁ〜と。
じっくり選定する時間がなければ、インデックス投信に積立していくのが安泰な感じなんですかね。
最初の方に出てくるのですが、長期投資は歴史的に強そうですね。
なんだかんだでコロナ禍でも最高値更新とかしてましたもんね。。
2022年はどうなるかはわかりませんが、その先10年であればメタバース・暗号資産などなどで、新たに株価が伸びていくんですかね。
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