ピーター・リンチの「株で勝つ」に続けて「ピーター・リンチの株の法則—90秒で説明できない会社には手を出すな」を図書館で借りて読んでみました。
「ピーター・リンチの株の法則」は、どんな本か?
「株で勝つ」が1作目になるのですが、本書はそれに続く2作目でピーター・リンチが、どのように資産を増やしていったのかが分かる内容になっています。
教科書やマニュアルというよりも、ピーター・リンチのやってきたことをまとめてくれていて、勝ったことだけじゃなく失敗したことや負けたことも書かれているので参考になりました。
【目次】
- 序章 それでも株を買わない?
- 第1章 聖アグネスの奇跡 アマチュアでも勝てる!
- 第2章 週末の不安に負けない
- 第3章 投資信託では何を選ぶべきか
- 第4章 一三年間で資産規模を七七七倍に育てる〈前期〉
解約の嵐の中、中小型株で稼ぐ- 第5章 一三年間で資産規模を七七七倍に育てる〈中期〉
銘柄選択の究極の目標は、掘り出し物を見つけること- 第6章 一三年間で資産規模を七七七倍に育てる〈後期〉
外国株投資とブラック・マンデー後の復活- 第7章 銘柄選択とは、芸術、科学、 地道な情報収集によるものである
- 第8章 小売株は、ショッピング・モールで探せ!
- 第9章 誰でも分かる外食株を買う基準を授けよう
- 第10章 不動産市場が急落したら、家具店や園芸店に目を向けろ
- 第11章 体験に勝る調査はない
格安理容店で危機一髪!- 第12章 荒野の七人
さえない業界の素晴らしい企業- 第13章 素晴らしき哉、S&L株!
- 第14章 上り調子で最も値上がりする循環株を選び抜け
- 第15章 公益株は長期の視点で判断しよう
- 第16章 政府資産のガレージセール
- 第17章 私のファニーメイ日誌
最も情熱を注いだ銘柄の一六年間の記録- ピーター・リンチの二五の黄金律
気になったところ
週末の不安に負けない
第2章からいきなり面白かったのですが、「成否を分けるのは知力ではなく胆力だ。」と始まります(笑)
売るときも買うときも、特に週末だと売買する!とした判断があっているのか、もしくは売買しないという我慢ができるかって大きいですよね。
投資する会社を小学生に90秒で説明できるようにする
これは単純だけど重要ですね!
小学生に90秒で説明するためには、しっかり調べて情報を整理した上で、シンプルにまとめられるぐらい理解をしていないとだめなので、そこまでできたら売買するかどうかの検討に入るってところですかね。
5銘柄ルール
DUKE。さんの「新高値ブレイク投資術」で、言っていた「5銘柄ルール」はこれですね!
1勝4敗でもしっかり儲けるっていう意味の内容です。ただこれをするためには、5銘柄を何にするのかが重要。
投資を始めてからもう2年ちょっと経ったのですが、、、保険をかけて十数銘柄を保有してしまったのですが、各社の情報をしっかり追うことはできていないですね。
メインで見ている企業は5社程度は毎日変化していく情報もしっかり追っていける気がします。
小売株は、ショッピング・モールで探せ!
コロナ禍に投資を初めて、最初は知っていて・使っている企業を中心に買ったのですが、実際に利用している企業のサービスだと、全く知らない企業に手を出すよりも分かる情報が多々あります。
当時買ってあたりだったのが「西松屋(7545)」で、買っとけばよかったのが「神戸物産(3038)」でした。
それ以降、リンチさんが言うように、ショッピングモールは一気にたくさんの企業が見れるし、数店舗は自分で使っていることが多いと思うので、よくわかる気がしました!
ピーター・リンチの二五の黄金律
本の最後に、25個の黄金率がまとめてあるのですが、この本のまとめなので全て読んだあとに見返すと、とっても便利です!
個人投資家がプロにも勝てる!というのが希望が持てていいです!
そのためにも自分が知っている(隠れた、有名になっていない)サービスや商品を扱っている企業を調べる癖をつけるのがいいのかなと思いました。
「ピーター・リンチの株の法則—90秒で説明できない会社には手を出すな」を読んだ! のまとめ
ピーター・リンチの「株で勝つ」に続けて読んだ「ピーター・リンチの株の法則—90秒で説明できない会社には手を出すな」ですが、前回も言いましたが投資を始めた頃に読んでおきたい本でした。
やり始める前に読んで理解できればいいのですが、どちらかと言うと少しやり始めた時だと、自分の経験にも照らし合わせて実感がかなり湧くので、読みすすめるのも楽しくなります。
また成功したものだけじゃなく、投資を失敗したことも書かれているので、全く同じ状況は発生しないのですが、やることをやらなかったりギャンブルになってしまった売買では、失敗するんだなぁ〜と、共感することもできちゃいますよ(笑)
僕は航空株で含み損が大きくなってきてビビって売ったら、そこが底値だったことがあります。。。
早くピーター・リンチを知って、本を読んでおければビビり損しなかっただろーな〜!!
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