『投資』と聞くと、お金持ちじゃないとできないこと、と思っていたりしませんか？
僕も最初はそう考えていて、『投資』を勝手なイメージでギャンブル的な、何かだと考えていたのですが、全く違いました。
そんな投資初心者だった時に、「バビロンの大富豪 ー 『繁栄と富と幸福』は以下にして築かれるのか」という本を読んだら、自分の思っていた考えとは違い、『投資』というものがより近くに感じて、恐れなくスタートすることができました。
『投資』を始めようかと迷っている方に、ぜひ読んでみてほしい1冊なので、ご紹介します。
「バビロンの大富豪」は、どんな本か？
ざっくりいうと、お金持ちになる方法が書かれている本です（笑）古代バビロニアを舞台にお金を貯め、守り、増やす原理原則を学べる物語で、1926年にアメリカで出版されてから約100年ものあいだ世界中で読まれているそうです。
お金持ちになる方法は、マニュアルのように書いてあるわけじゃなく、物語として書かれていて、活字版と漫画版が出版されています。
僕は、Kindle Unlimitedで活字版を見つけて、かなり楽しみながら読んで、ブックオフで漫画版を発見して、奥や子どもたちに読んでもらおうと思い、購入して本棚にしまってあります。
ストーリーは、古代バビロニアに住む貧乏な少年が、バビロンの大富豪「アルカド」にお金持ちになる方法を教えてもらいに行きます。
まず最初に言われたことは、「収入の十分の一を貯金せよ」です。
誰でもできる簡単なことですよね。要は、十分の九で普段の生活を行うようにして、投資に使える初めのお金（資金）を作るということです。物語では、それを半年間続けたら次の課題に進む・・・となっていき、お金持ちになる方法を教えてくれます。
「黄金に愛される七つ道具」と「5つの黄金法則」
そのお金持ちになる方法は、最初の方で教えてくれますが大きく2つ、「黄金に愛される七つ道具」と「5つの黄金法則」という形にまとめてくれていて、それぞれの内容や意味を物語として説明をしてくれるので、とってもわかりやすくなっています。
それぞれの内容は、誰でもできることが中心なのですが、物語の中でも言っていますが、お金持ちになれるか？ お金持ちになれないか？ の大きな壁は、この話を聞いて「動いた者」と「動かなかった者」の差だそうです。
漫画版には、全部をまとめたページがあるので引用しておきます。
引用元：漫画バビロン大富豪の教え 「お金」と「幸せ」を生み出す5つの黄金法則 ージョージ・S・クレイン 2019年
『投資』を知るための導入としては、すごくわかりやすいし、楽しんで読める本でした。
活字版を読んだ後に、漫画版を読んだのですが、当然のようにストーリーに大きな違いはなく、漫画のほうが活字が好きじゃない人も、同じように内容が理解できるようにしっかり作られていました。（うちの奥は、活字を読むとすぐ寝ちゃうので、漫画なら読んでくれるかもなと。）
『投資』を始める時の導入に、すごくわかりやすい「バビロンの大富豪」 のまとめ
実際に『投資』を始める前の僕が、下準備として情報収集していった中で出会った本ですが、この本の考え方は難しい理論や行動を教えているのではなく、ごく普通のことだけど、よくわかっていないお金持ちになる方法を理解できる本でした。
日本は金融教育が学校ではしっかり行われていないと言われていますが、そのせいで『投資』に関して近寄りがたい感覚があるのかなと僕は感じました。
これから先は、学校でも金融教育を行っていくような雰囲気もありますが、自分の子どもたちには僕が学んで理解しやすかった本だったので、漫画版「バビロン大富豪」をもう準備してあるので、子どもたちが自分のお小遣いを増やしたくなり始めたら、読み聞かせるか読ませてみようと考えています。
そう思うぐらい、『投資』をわかっていなかった僕がおすすめできる本なので、迷っていたらまずは読んでみてくださいな。
お金持ちになれるか？ お金持ちになれないか？ の大きな壁は、この話を聞いて「動いた者」と「動かなかった者」の差だそうです（笑）
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